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スピリチュアル

許せない相手を許すべき?手放しと我慢の違い【並木良和】

許せない気持ちが残るあなたへ

もう終わったことなのに、あの人の言葉を思い出すと気持ちが重くなる。

許せば楽になると聞いても、それではされたことまで認めてしまうようで、前に進めない。

そんな時は、相手を許す結論を急ぐより、自分が今どこで苦しくなっているのかを確かめるところから考えられます。

並木良和さんは2024年6月19日の公式メッセージで、手放すことを、受け入れることとして説明しています。

そして、許せない時には、受け入れることを妨げているものに目を向けるという見方を伝えています。

ただ、相手との再会や和解を求める具体的な指示は、この公開文にはありません。

この記事では、その違いを保ちながら、教えを日常の中でどう受け止められるかを考えます。

許すという言葉を聞くだけでつらくなるなら、その反応まで否定して話を進めなくても構いません。

何を受け入れるのかを分ける

受け入れるという言葉は広いので、何を受け入れるのかが曖昧なままだと、苦しさが増してしまいます。

嫌だった自分の気持ちを認めること、過去にその出来事があったと認めること、相手の行為をよいと認めること。

この3つは、同じ結論にはなりません。

例えば、きつい言葉に傷ついたと認めても、今後も同じ言葉を受け続けると決める必要はないのです。

並木さんの手放しの説明を受け止める時も、この生活上の区別を持っておくと、無理な我慢へ結びつけずに考えられます。

手放せていれば平気なはず、と自分へ課題を増やすより、今の気持ちを正直に確かめる方が、どこに引っかかっているのかが見えてきます。

当時、言いたかったことが言えなかったのか。

分かってほしかったことが、今も置き去りになっているのか。

答えを1つに決めなくても、許せないという言葉の内側に、違った思いがあることに気づけます。

並木さんの説明で目を留めたいのは、手放す対象を、ただ相手そのものとはしていない点です。

受け入れることを妨げる内側の何かへ目を向けるのであって、気持ちを力ずくで消す話にはしていません。

この違いを日常で考えるなら、相手の存在を思い出さなくなることだけを、解決の条件にしなくてもよさそうです。

例えば、思い出した瞬間に、自分がまた傷ついた時のまま一人で耐えなければならない、と感じていないかを確かめられます。

今の自分には、当時とは違う過ごし方や関わり方を選べる部分もあります。

その違いを見ることも、過去の場面だけで今日の自分を決め続けないための手がかりになります。

心の整理と関係の選択は別に

例えば、昔の知人から連絡が来た場面を考えてみます。

相手を思い出して緊張した時、連絡を取り合うかどうかと、自分の内側の負担をどう扱うかは、分けて考えられます。

返事をすぐに出さず、自分は今どう感じているのかを確かめる時間を持つこともできます。

この例は公式ワークではなく、教えを暮らしの判断と混同しないための整理です。

並木さんの発信は、相手を変えることより、自分の中で手放すものへ目を向ける内容です。

その方向を、相手に何をされても自分だけが直せばよい、という意味に置き換えると、教えに向き合うほど息苦しくなってしまいます。

自分の中にある怒りに気づくことと、相手がした行為について責任を考えることは、両立してよいはずです。

実際の被害や不適切な行為がある場合も、それを自分の周波数のせいにして片づける必要はありません。

周波数という言葉は、ここでは並木さんのスピリチュアルな世界観における表現として扱います。

過去の出来事の原因を、客観的に証明する説明ではありません。

また、ある日は落ち着いていても、別の日に思い出すことはあるでしょう。

そのたびに、前の気づきが全部無駄だった、と評価を戻すことまでしなくてよいのです。

今日は何が気になったのか、その気持ちを抱えた自分に何を求めすぎていないか。

過去を消す答えではなく、今の自分を丁寧に知る問いとして使ってみます。

許したかどうかという判定から少し離れると、自分の生活へ戻ってくる余地が生まれます。

食事の時間や静かなひとときにまで相手のことを考えていたと気づいたなら、今は別のことへ注意を向けるという選択もできます。

それは出来事を軽く扱うためではなく、自分の今日をどう過ごすかを取り戻すためです。

本日のまとめ

許すと言えない今の自分を、未熟だと決めつけなくても構いません。

並木さんの、手放すことを受け入れることとして捉える説明は、心の中の引っかかりを見つめる入口になります。

相手の行為への判断、これからの距離、今抱えている気持ちは、それぞれ確かめてよいものです。

1つの言葉で全部を解決しようとせず、自分の負担がどこにあるかを少しずつ知っていければ十分です。

今日の暮らしを穏やかに過ごす余地を、自分の側へ戻してあげてください。

参考:並木良和さん公式メッセージ(2024年6月19日)。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。