<並木良和さんの本>

スピリチュアル

あなたがずっと気づいていなかった目には見えないサイン【並木良和】

相談、あの個人リーディングなんかにも来られる方がいるんですけど、絶対に突然ってことはないんです。

必ずサインがやってきてるんですよ。

例えば、 誰かがこうむしゃくしゃしてたとします。

で、むしゃくしゃしていて、「本当に超むかつく」って言いながら、よくほら壁をバーンってやる人っているじゃない。

こう自分の感情をどうにもできなくてバンって。

で、その時にそのバンって壁にやるつもりだったのが、たまたまあなたがそこを通りかかって、バンってやられた時に、普通一般的にはこのバンってやった人が悪いじゃない。

でも宇宙から見たら、これは「バンってやられたあなたが悪いんですよ」ってことになるんです。

で、これは何を言ってるかというと、自分が何かを体験する時に、それについて必ずサインがやってきてるんですね。

例えば、家を出る時に靴紐が切れちゃったとかね。

いつも置いてある場所に鍵がないとか、必ず何かそういうサイがやってきてるんですよ。

で、そういうサイがやってきた時に、「あれ、私今何に気づかなきゃいけないのかな」。

例えばえ、スピードを落としなさいね、セカセカしてるんではなくって、ちょっととスピードを緩めなさいっていうサインだったりとか。

とにかくいろんな形で、「何に気づかなきゃいけないか」っていうことを宇宙が見せて、サインを送ってきてくれてるんですね。

でも、そういう時に多くの人たちは、焦っていたりすると、そんなこと考えてる余裕もないので、もうズカズカズカって探して、「あった!」って言って、また出ていく。

で、自分が何に気づかなきゃいけないのかっていうことに、意識を向ける暇もない・・・みたいな余裕のない状態で出かけるわけですね。

でも、その間にもまたいっぱい実はやってくるんですよ。

急にバーンって自転車が。「危ないなぁ」って言って、こう通り抜けるみたいなね。

だけどそういうことがあった時に、ちょっと立ち止まって、「あ、なんか私気づかなきゃいけないかな」って言うと、必ずね、「あのことかな」ってのが、絶対頭によぎってきたりします。

最近私、批判ばっかりしてないかなとか、いろんなことが出てくるわけですよ。

でその時に、よし、もうそういうやり方をやめよう、あり方をやめよって、あなたが気づくと、その気づきを得るために、そういうことを大きく、さっきの話ですよね、大きく起こさなくて済むんですね。

なので、自分のサインにとにかく耳を傾けていくっていうことが大事なんで、結局外に意識を向けていると気づけないんですよ。

自分の感覚なので、これって気づくだ、自分に意識を向けて、自分と繋がっていると、あ、こういうことだなって、すぐに明確に分かる。

なので気づいて修正して、つまり道をちゃんと修正して元に戻すことができるんです。

自分の本筋に、自分にとって正しい道に戻すことができるんだけど、みんな大きくずれて、迷いに迷っちゃってるので、バッコンってそれを戻すために、例えば大きな事故、もしくは突然の病気みたいな形を体験するんです。

で、そうすると、嫌がおうでも、自分と向き合わざるを得なかったりするでしょ。

だから、こういうことが、本当に宇宙から送られているんだってことを、多くの人たちが気づきさすれば、あらゆることを防ぐことができます。

よく、人生って山あり谷ありでねって言い方があるけど、そんな山とか谷とか経験しなくっても、常に「るんるん」でいてもいいんですよ。

いいつも気分良く、いっつも調子良くて、いつもラッキーっていうことに恵まれながら、人生を終えたって別にいいんですね。なので、結局ね、ここが別れ道なんです。

多くの人って、自分と向き合って、何を自分が変えなきゃいけないのかっていう、そういう向き合い方って、なかなか慣れてないんですよね。

どうしても、人のせい、あのことのせい、あの人がこんなこと言わなければ、私はこんな思いをしなかったわとか。

こんなことさえ起きなかったら、私は今でも平和でいられたたのにとか、とにかく外の、外の、外のっていうのが、僕たちの生き方だったので、この生き方を改めて行かないと、僕たちは世界レベルで行きつくとこまで行かなきゃいけなくなるんです。

それが、例えば核戦争であったり、様々な天災と呼ばれるものだったりするんですよ。

結局、自然が僕たちに教えてくれてるわけですよ、気づきなさい、あなた方の中で、何を変えなければいけないのかに、気づくんですよていうことを、常に、常に教えてくれています。

もっと言うと、その天災や何かで、犠牲と呼ばれるね、例えば命を失われ、失ってしまう人もいますけど、そういう人たちは、身を持って、皆さんに気づきを与えてくれてたりするんですよ。

そういう役割を買って出てくれてるんだって思ってください。だから、ただ、その亡くなった人たちが、かわいそうとか、気の毒だとか、そういう見方をするんではなく、「あ、この人たちは、身を持って、私たちに何を教えてくれようとしてるのかな」、こういう想像力っていうのが、すごい大事なんです。

今は、想像力がかけてる人が多すぎます。

例えば、何かこの一言を言ったら、その相手は、どんな思いをするんだろうとか、何か、自分が発信することで、どう、その相手は感じるんだろうとか、そういうことの、想像力の欠如っていうのが、今、すごく巷に溢れてます。

で、これってね、心外じゃないっていう人がいるかもしれないけど、その人とか、外とか思っている、これは、全部、自分なんですよ。

僕は、この統合っていうのをする時に、「あなたしかいませんよ」って話をします。

あなたしかいないで、あなたしかいないっていうのは、どういう意味かって言うと、あなただけが存在していて、他の人がいないって言ってるんではなく、『他の人と思ってるのは、全部あなたですよ』っていうことなんですね。

で、僕たちは、この地球に学ぶためにやってきてますけど、僕たちが学ぶ一番の最大の学びは、例えば、人を殴りました。そしたら、その殴った相手っていうのは「自分」なんだよっていうことに、気づくためにここにいるんです。