<並木良和さんの本>

スピリチュアル

霊体験に悩まされないための心得を伝授します【並木良和】

並木良和さんの「霊体験への向き合い方」:気にしない強さが守りになる

並木良和さんは、人が霊体験に悩むとき、まずは「気にしない強さ」を持つことをおススメしています。

多くの人は霊的なものに遭遇すると、何か特別な意味があるのではと考え、恐怖や不安を抱えがちですよね。

しかし、並木さんの教えは非常にシンプルで、あまり相手にしないことが大切だと言います。

例えば、霊的な存在が何かを伝えようとしているように感じても、むやみに反応を見せず、「私には関係ありません」と毅然とした態度を取るだけで十分です。

こうした強い意思表示が霊的なものから距離を保つための鍵となります。

霊的な体験は、人にとって不可解で怖いものですが、無視することで自分のエネルギーを保ち、乱されずに済むのです。

人間は肉体を持ち、生命力という強さがあるからこそ、相手に振り回される必要がありません。

並木良和さんが語る「毅然とした態度の大切さ」:霊的存在との境界を守る方法

並木良和さんが伝える重要なポイントは、「毅然とした態度を保つこと」の大切さです。

霊的存在が現れたとき、人はつい「何かを伝えに来たのだろうか」と考え、対話を試みたくなることがあるでしょう。

しかし、並木さんの経験から言えば、無暗に関わることは相手に「気にしてもらえた」と感じさせるため、むしろ調子に乗らせてしまうことがあります。

例えば、並木さんが海外で経験した霊体験では、鼻から上がない女性が隣に現れ、何かを話しかけてくるような不気味な体験をしたそうです。

しかし、並木さんはその女性に対して背中を向けて再び寝るだけで、関心を示しませんでした。

このように、自分に害を及ぼさないと判断できる場合には無視することで、自分の平穏を守り、相手との境界線を保つのです。

私もこの「毅然とした態度」の大切さを感じます。

相手が見えない存在であれ、明確な境界を持ち、自分の領域に入り込まないように意志を示すことは、実生活でも多くの場面で役立つ考え方だと感じます。

並木良和さんの教え:霊体験における「九字切り」に頼らない心の強さ

並木良和さんは霊的存在と対峙する際に、「九字切り」などの儀式的な行為に依存するのは避けた方がいいとしています。

九字切りは古くから伝わるおまじないのようなもので、特定のポーズや動作を通じて自分を守る方法とされていますが、並木さんはそれを過信すべきではないとのこと。

なぜなら、相手が強力な霊的存在である場合には、九字切りを行うことで「挑発」してしまうリスクがあるからです。

この点について、並木さんは「九字切りを使うのは、空手を習い始めたばかりの人が黒帯の達人に対して構えるようなものだ」と例えています。

つまり、まだその術に慣れていない人が強力な相手に対して使うと、逆に自分が打ち負かされてしまう可能性があるのです。

霊的なものに対して過剰に意識を向けたり、特別な儀式に頼ろうとすることは、自分のエネルギーを弱めてしまいかねません。

それよりも、自分の強さを信じて自然体でいることで、自分の心と体を守る方がはるかに効果的だと感じます。

並木良和さんから学ぶ「若さと生命力」の意義:霊的なものに左右されない生き方

並木良和さんは、霊的な存在よりも人間は「生命力」を持っているという事実を強調しています。

人間は肉体を持ち、その中に強いエネルギーが宿っているため、霊的なものに恐れすぎる必要はないのです。

霊的な存在は肉体を持たず、ただのエネルギー体として存在しているため、人間と比べればエネルギー的に弱いと考えてよいでしょう。

並木さんいわく、霊的なものに対してむやみに恐れず、自分が強い生命力を持っていることを信じ、意識的に距離を取ることが重要なんだそうです。

これを聞いて、私は自分の生命力を強く意識することが、霊的な体験や不安から身を守るために有効だと感じました。