<並木良和さんの本>

ワーク

ネガティブな感情を0に近づけていく簡単な手放しワーク【並木良和】

ネガティブを簡単に手放すことって、実はできるんですね。

コツをつかむとなんですが、まず、いつまでも自分の中で落ち込んでいたとしても、そこで何もプラスになることはないというのは、みなさんわかっているんですよね。

とはいえ、気持ちを切り替えようと思っても、なかなか切り替えられないから苦しんでいるわけですよ。

気分転換と表現した時にもいろんな方法があると思うんですが、僕がお話ししているのは、ワークという方法です。

このワークをご手順に従って一歩一歩進めていくと、ネガティブな感情がビックリするぐらいになくなるわけです。

例えば、怒りに触れたときには、少し練習が必要になりますが、できるようになると、それを解消してしまうことができます。

この方法は、感情のマネジメントと言っても過言ではありません。

私たちの日々の生活で出てくるネガティブな感情を上手にバランスさせることができるのです。

手放すというのは、本当に自分の中からネガティブをなくすことです。

自分のバランスを取る一つの方法として、このワークをお伝えしています。

例えば、今このペンを握っているのですが、このペンが不安や恐怖、または嫉妬などのネガティブな感情だとイメージしてください。

この手放すというのは、握っている手をパッと開くと、このペンが落ちるのと同じです。

実は、私たちのネガティブな感情も自分で握ってつかんで体験しているだけなんです。

だから、まず認めることが大事です。

自分が選んで不安を感じているのだと認めることです。

「この人がいるから不安にさせられる」とか「こんな現状だから不安になる」と思うかもしれませんが、実際には自分で選んで不安を感じているだけなんです。

もし手放したいと思ったら、まずそれを認めることが大事です。

自分が選んで使っている不安を認められたら、手放すこともできるという選択肢が出てきます。

自問自答の形で進めていきます。

不安を手放すことを自分に聞いて、OKと言ってあげることです。

最後のステップは、ただ手を開くだけです。

握っている不安を手放すと、エネルギーが抜けていきます。

深呼吸をして自分に意識を向けると、軽くなっているのを感じることができます。

このプロセスを何度か繰り返すと、ネガティブな感情を手放すことができます。

自分自身の内側の変化を感じることができるでしょう。

この方法を使って、日々の生活の中で感じるネガティブな感情を手放し、自分自身をバランスさせていくことが大事です。

今日のまとめ

  • ネガティブな感情は簡単に手放すことができるのです。コツをつかむと実現可能です。
  • ネガティブな感情を手放すための手順に従うと、驚くほどその感情がなくなるのです。
  • 怒りや恐怖などの感情も練習を重ねることで解消できるようになります。
  • 手放すプロセスは、ネガティブな感情を握っている手を開くことに例えられます。
  • 自分がネガティブな感情を選んでいることをまず認めることが大事です。
  • 認めることで、手放す選択肢が生まれます。
  • 不安や恐怖は、自分が意識的に選んで感じているものです。
  • 自問自答を通じて、不安や恐怖を手放す意識を持つことが重要です。
  • 最終的に、手を開くことで不安が抜けるという感覚を体験します。
  • 深呼吸は、感情のバランスを取るために効果的です。
  • ネガティブな感情を手放すことで、視点が高くなり、物事を明確に見られるようになります。
  • これにより、判断力が向上し、より良い選択ができるようになります。
  • 感情を手放すと、出来事に対するジャッジが減り、受け入れがスムーズになります。