<並木良和さんの本>

統合・目覚め

眠りの周波数を外して手放してしまえば気にならなくなる【並木良和】

これについて何回か話しているから、知っている人もいるけど、僕が目覚めた一番のきっかけは「もう嫌だ」という風に思ったことです。

それはね、苦手な人。もう「大嫌い」という人が人生に現れたわけです。

僕、人を嫌いになるってことがないのね。今までの人生の中では、ありませんでした。

こんなに人を嫌うことができるんだと。もう、その人に目の前から消えて欲しかったのね。

いなくなってほしいって初めて思ったんです。現実世界から消えてほしい、いなくなってほしいって。

そこまで人を憎むっていうか、嫌いっていうのって、びっくりすることでした。

でも、これもフィルムが映し出してる映像だとしたら、この嫌だっていう感情がフィルムになっているんじゃないかと。これを外したわけです。

そしたらね、1回では外れなかった。でも、1度外したら、全然意識が変わっちゃったんですね。

これって、こうやって同じことをするんだよっていう例で話してるんだからね。

で、2回目もまだちょっと残ってたけど、3回目外した時に完全になくなったの。あんなに嫌いだったのに。

これまでずっと、その人がいなくたって、頭に出てくるだけでもう嫌で憂うつでした。

僕がその人と5分10分話すだけで、もうげっそりしてましたから。

でも、3回外したら全くなくなっちゃったんです。そしたら、その人がずっと人生の中に登場し続けていたのに、フェイドアウトするように、ふーって消えてっちゃったの。

喧嘩したとか、でもなんでもないんだよ。文句を言ったんでもなんでもないんだよ。

自分の人生からフェイドアウトしていくように消えていったの。でも、消えていく前には、全くその人が変わってしまったんだよね。

で、そのうちにフェイドアウトして消えていきました。これって、すごいなって思ったわけ。

すごいなっていうのは、フィルムでも、勘違いしないで欲しいのは、その人は何もしてなかったんだからね。

自分の中に出てきているこの周波数を、その人にくっつけて、ただ「この人が嫌」って体験していただけだったんです。

これが僕にとって、ウェイクアップコールの一つになっていました。

ねえ、これそろそろ手放したら?いつまでこれで遊んでるの?っていう、ハイヤーセルフからのシグナルだったのです。

だから、それをきっかけにして、何かもうこんな生き方は嫌だ、やり方は嫌だ、違う道があるんじゃないかと。

で、違う道があるんじゃないかって、上を仰ぎ見るような意識になったから、その情報が降ってきたんです。

だけど、皆さんにも今、これが起き始めてるってことです。

つまり、もう地球中でそういうことが起き始めてるってことなんですよ。

もう、我々は戦争まで起こして、日々、日常生きていくのにストレスフルで、日々どうしてったらいいんだろう。

お金はどうしていったらいいんだろう。お金は回らないし、子供はどんどん大きくなるけど、言うことも聞かないし。そして、大きくなる分、お金もかかっていくし。

私ばっかりが頑張って、旦那は帰ってきやしないし、帰ってきてもボリボリケかきながら寝てるしとか。

もう、問題、問題、問題、問題みたいにもう、うわーって目の前にもういっぱいそれ使ってるんですよね。

もういっぱい映し出されてもう、うんざり!って。まぁ、内容は違うけどね、人によって。

でも、もううんざりだなって、どこかで思い始めてるから、こういう情報に耳を傾けようとしてるわけです。

だから、すっごいいいことが起きてるんですよ。これから世界は変わるよ。

僕たちが目を覚ましていく時、今までの地球での眠りの生き方を終える必要があります。

簡単に言えば、眠りは外に原因を求めるあり方、目覚めは内にそれを求めるあり方と言えるでしょう。

皆さんは、日々のあり方で存在していますか?

常に外側の現実に反応し、外をなんとかしようと躍起になっていれば、さらに深い眠りについていってしまいます。

どんな現実を前にしても、今自分の中で体感しているこの周波数で、目の前の現実を映し出しているんだと捉え、ネガティブな感情を手放す方に意識を使っているなら、あなたは着実に目を覚ましていっているのです。