スピリチュアル

未来が怖くて動けない…不安を手放して人生を楽しむ方法【並木良和】

並木良和さんの基本的な考え方について

並木良和さんは「人がこの世界にやってきたのは“やりたいこと”をするためであり、自分の人生を自由に味わうためです」と説いています。

私自身、この言葉を聞いたとき、なんだか肩の力が抜けるような気がしました。

普通は「将来への不安があるから、自分のやりたいことがわからないのではないか」と考えがちですが、並木良和さんは「将来の不安と自分のやりたいことが見つからない状況は、まったく別物です」と明快に断言しています。

やりたいことがないから不安なのではなく、不安という感情が先にあるために、物事が続かなくなったり、自分を否定したりするループに陥るというわけです。

確かに、何かを始めても「続かなかったらどうしよう」と不安を抱えたままだと、心から楽しめるはずがありません。

しかも、その不安が「こうするべきだ」といった義務感や脅迫観念に発展すると、ますます身動きが取れなくなると感じます。

例えば、何か新しいことを始めようとしても、「これを続けられなかったら自分はダメな人間だ」と決めつけたり、「将来の生活が保証されるかどうか」が気になったりします。

並木良和さんいわく、そもそも未来の保証はどこにもないとのこと。

たとえ結婚相手が見つかって将来が安泰だと思っても、パートナーが先に亡くなったり、自分が病気になる可能性だってありますよね。

先のことは何が起こるかわからない以上、未来に対する不安をいくら頭で解決しようとしても、そこには答えがないんです。

私もかつては「将来どうなるのか」と考えすぎて、始める前から諦めたり、行動に移す前に疲れてしまったりしたことがあります。

並木良和さんの「不安とやりたいことは結びつけない」という考え方は、とてもシンプルですが、これを素直に受け取るだけで心が軽くなると実感しています。

並木良和さんが伝える「やりたいこと」の本質

並木良和さんによると、人間の“使命”や“役割”というものは、結局のところ「自分が本当にやりたいこと」とイコールなんだそうです。

大きな使命というと、社会的に価値あること、仕事として成功することなどを想像しがちですが、並木良和さんは「もっとシンプルな日常の中にこそ、やりたいことの本質があります」とおっしゃっていました。

たとえば「今日コーヒーが飲みたい」と思ったらコーヒーを飲む、それだけでいいのです。

そこには大げさなステップも理屈もありません。

ちょっと横になりたいなら横になる。

ピンクより青が着たいなら青を着る。

そうした「小さなやりたいこと」を行動に移す積み重ねで、自分が本当に好きなものを見つけやすくなるのです。

このような日々の些細な選択を大事にしていくと、自分の内側から自然と“大きなやりたいこと”が浮かび上がり、仕事に結びついたり人を広く支えたりする道が見えてくる可能性があります。

反対に「大したことがない」と切り捨てると、自分の欲求や感性を無視する癖がつき、「自分がどうしたいのかわからない」という状態がさらに続いてしまいます。

私も以前は「これって仕事になるの?」とか「こんな小さなことに意味があるの?」と考えて、せっかくの小さなインスピレーションを見過ごしていました。

ですが、「とりあえずやってみよう」と思うようになってから、妙にハードルが下がり、結果として自分の好きなことがわかってきた経験があります。

並木良和さんの話を聞くと、それは自然なプロセスだと納得しています。

並木良和さんが教える不安を手放す方法

不安との向き合い方も、並木良和さんは独特のアプローチをしています。

大きなポイントは「不安をどうにかしようと考えすぎない」ということだと私は理解しました。

先の見えない未来をコントロールしようとするほど不安は増大し、結果的に負のスパイラルに陥りやすくなるという考え方です。

並木良和さんは、まず「不安とやりたいことは関係ない」と切り離し、さらに「不安を感じることを責めない」よう促しています。

不安を感じたら「また不安を抱えてしまった」と自己否定するのではなく、「今、自分の中にこんな感情があるんだな」と受け止める。

そのうえで「手放そう」と意図するだけでも、意識の焦点が未来の恐れから“今ここ”へ移るのです。

これだけで十分に違いが出ると私も思います。

また、「足りない」という不足感にばかり目を向ける習慣から抜け出すことも大事だといいます。

私もやりたいことがある一方で、「お金が足りない」「時間が足りない」「才能が足りない」といった不足ばかりを考えがちでした。

ところが並木良和さんの話を聞くと、今当たり前にある「雨風をしのげる家」「ちゃんと食べられる食事」「人との温かいつながり」などを全く見ていなかったと気づかされます。

並木良和さんの教えを私なりに実践して感じたこと

並木良和さんの教えで私が大きく変わったのは、「続けなきゃいけない」という脅迫観念を手放したことです。

ずっと「一度始めたなら最後まで続けなくちゃ」と考え、続かない自分はダメだと責めていました。

ところが「続けてもいいし、続けなくてもいい」と思えるようになると、不思議と必要なことは続くようになり、必要ないことはスッパリ手放せるようになりました。

未来を心配しても仕方がない一方で、だからといって漫然と生きればいいわけでもありません。

今この瞬間に集中していれば、次に進むべき道が自然と見えてきます。

こうした流れが定着してくると、やりたいことが見つからない時期や、自分に自信がなくなる時期すらも、「今はそういうタイミングなんだな」と捉えられるようになります。

すべては通過点であり、今が永遠に続くわけではないのです。