<並木良和さんkindle本>

統合・目覚め

寂しさを癒し「孤独感」を手放して宇宙とつながる方法【並木良和】

孤独は人の多さとは関係がない

本日も並木良和さんの教えをシェアしていきたいと思います^^

私たちは、どれだけ多くの人に囲まれていても、なぜか心が満たされず、孤独を感じることがあります。

周りから見れば友人も多く、恵まれた人に見えていても、本人はどこか心にぽっかりと"穴が開いたような感覚"を抱えてしまうことってありますよね。

これは、実は「孤独感」が外側の状況によって生まれるものではないという証拠でもあります。

一人でいるから寂しいのではなく、人に囲まれていても寂しさを感じるときは感じるのです。

その正体は、私たちの内側にある「周波数」や「感情的なフィーリング」です。

つまり、「孤独」という感覚は、状況によってもたらされるのではなく、自分の波動が創り出しているものなのです。

地球は「分離」を体験するための場

スピリチュアルな観点から見れば、私たちはもともと高い次元、つまり高い波動の存在です。

ですが、この地球という重たい周波数の次元に降りてくるためには、そのままではなじめないのです。

だから私たちは「波動を下げる」という選択をしました。

それが「分離」です。

本来の自分──愛と調和に満ちた存在──から分離することで、この地球に適応し、ここでの体験を得ることができるようになります。

分離によって生じるのが「空虚感」や「寂しさ」です。

何か大切なものを失ったような感覚、それが孤独感の正体です。

逆に、統合されていくと、本質である愛やつながりの感覚が戻ってきます。

すると、自然と満たされていくのです。

だから、孤独感や寂しさというものは、人によって大小あれど誰もが感じるものですが、それは「本来の自分から離れている」というサインでもあります。

これを少しずつ手放していくことが、統合への第一歩です。

フィーリングが現実を創り出す

私たちが抱いている感情や波動こそが、現実を創り出しているということに気づくことが大切です。

たとえば、不安を感じていれば不安を感じるような現実が引き寄せられ、恐れを感じていれば恐怖を呼び寄せるような出来事や人と出会うことになります。

同じように、孤独感を抱えていれば、孤独を感じざるを得ないような状況を無意識に引き寄せてしまうのです。

逆に、孤独感を手放し、内側から「満たされている」という感覚が育ってくると、外の現実も自然と変化していきます。

豊かな人間関係や喜びに満ちた出来事が、自分の波動に引き寄せられて現れてくるのです。

つまり、「人がいるから満たされる」のではなく、「満たされている波動」が、人とのつながりや豊かさを呼び寄せてくれる、という順番なのです。

そのためには、エネルギーの使い方、意識の向け方をマスターする必要があります。

波動の原理を理解し、自分の感情に正直になること。

そして、手放すべきものはしっかりと手放していくこと。

感謝の波動が孤独を消していく

「孤独をなくしたい」と思ったときに、外の世界を変えようとするのではなく、まずは内側を変えることから始めてみましょう。

その中でも、とても強力な波動を持つ感情が「感謝」です。

感謝の波動は、宇宙における最も強力なエネルギーの一つであり、愛と並ぶ2大バイブレーションとされています。

感謝の感情を抱くと、私たちの波動は一気に高まり、宇宙とのつながりが深まります。

それによって「満たされていなかった自分」が、自然と「満ちている自分」へと変わっていくのです。

「あれ? あんなに寂しいと思っていたのに、なんだか今は平気かも」と感じるようになっていくのです。

これは、あることに意識を向け、それに対して感謝するという行為によって起きてきます。

「こんなにも私は与えられている」「すでにこんなに豊かなんだ」と気づいたとき、私たちは孤独ではなくなります。

それは、満たされた波動が同じように満たされた関係性や状況を引き寄せてくるからです。

自分の持っているもの、日々の暮らしの中の小さなことに感謝の目を向けていく──これが宇宙との一体化を進める最大の秘訣でもあるのです。

地球での孤独は宇宙の記憶から来ている

ときどき、「地球にいること自体がつらい」「どこかわからないけど自分の星に帰りたい」と感じている人がいます。

それは、宇宙での記憶を色濃く残している人、いわゆる「スターシード」と呼ばれる人たちに多く見られる傾向です。

彼らは宇宙での調和や愛の感覚を覚えていて、地球の重たい波動や人間関係になじめないと感じることがあります。

でも、その人たちもまた、自分の意志で地球にやってきたのです。

誰かに強制されて地球に生まれたわけではなく、「地球という体験をしよう」と自ら選び、この重たい次元に降り立ったのです。

この事実を思い出すことが、地球での孤独を癒す第一歩になります。

私自身も子どものころから「この地球に馴染めない」と感じることが多くありました。

でも今では、その経験があったからこそ、こうした情報を届けられるようになったのだと思っています。

孤独感は「誰もいない」「何もない」ことによって起きるように思われがちですが、実際には「ある」ということに気づけていないことが原因です。

愛だったと気づくだけでいい

僕たちは本質的に「愛」そのものです。

だから、本当は愛を探す必要なんてないのです。

愛はすでに自分の中にあるもの。

それに気づくだけでいいんです。

でも、多くの人は「どうやったら気づけるのかわからない」と思ってしまう。

そんなときは、「愛である自分を思い出してみよう」と決めることから始めてみてください。

考えるのではなく、ただ少しだけ感じてみようとする。

それだけでも、あなたの内側にある愛が、じんわりと広がっていくはずです。

そして、次の瞬間からでも私たちは変わることができます。

これまでの自分をリセットして、まったく新しい自分として生き直すことができるのです。

満たされていなかった理由は、「ないもの」にばかり意識を向けていたから。

これからは「あるもの」に意識を向け、そこに感謝する。

その積み重ねが、あなたの波動を変え、現実を根本から変えていくことになるのです。