神様との新しい関係:並木良和さんの教え
並木良和さんは、スピリチュアルな視点から人間と神様の関係について、とても魅力的なお話を展開しています。
並木さんの教えは、私たちが持つ神様への従来の見方を変えることで、自分自身の成長や意識の向上に繋がるというものです。
以下では、並木さんの教えを詳しく解説し、個人的な視点を交えながら考察していきますね。
神様を身近な存在として捉える
神様も私たちの先輩である
並木良和さんは、「神様」という存在を「マスター」として捉えることを提案しています。
マスターとは、私たちが成長していく過程で目指すべき進化した存在であり、神様はその先を行く存在とされています。
この視点を持つことで、神様を特別な存在として遠ざけるのではなく、私たちと同じ道を歩んでいる先輩として親しみを持って接することができます。
例えば、学校生活を思い出してみてください。
中学1年生の時、中学2年生や3年生は確かに先輩ですが、いずれ自分たちもその学年になることは明白です。
神様も同様に、私たちがいずれ到達する進化の道を先に進んでいる存在です。
つまり、神様は特別ではなく、私たちの成長の一部であり、共に歩むことができる存在と捉えることができます。
神様を特別視するのをやめる
私たちは一般的に神様を特別な存在として捉え、畏敬(いけい)の念を抱くことが多いです。
しかし、並木さんはこの特別視をやめることをおススメしています。
特別視する限り、私たちは神様と同等に成長することができず、いつまでも隔たりが生じてしまいます。
神様を特別視することで、自分たちを劣っていると考え、神様との融合を難しくしてしまうのです。
「50歳の大人と0歳の赤ちゃん」の例を考えてみましょう。
50歳の大人は、地球上での経験を通じて知識や知恵を持っていますが、それは年齢の違いでしかありません。
0歳の赤ちゃんもいずれ50歳になります。
つまり、年齢や経験の差はあるものの、本質的には同じ存在であることを示唆しています。
神様との関係も同様で、特別視せず、同じ道を進んでいる仲間として捉えることが大切です。
自分自身を大いなる意識の一部とする
高次元の神々と自分は同じ存在
並木さんは、「高次元の神々」と呼ばれる存在も、私たちと同じように進化の道を歩む存在であると述べています。
私たちは、しばしば自分を卑下し、神様とのつながりを断ってしまうことがあります。
しかし、並木さんの教えでは、神様は私たちの大いなる意識の一部であり、異なる存在ではないとされています。
この視点を持つことで、私たちは神様と同じ意識の中に存在していることを認識し、自分自身を成長させることができます。
神様は、自分自身の違う側面であり、その意識を活用することで、私たちは自分の中に眠る力を引き出すことができるのです。
ダイヤモンドのカッティングとしての意識
並木さんは、この考え方をダイヤモンドのカッティングに例えています。
ダイヤモンドの各カット面は異なる特徴を持っているが、全体として一つのダイヤモンドを構成しています。
同様に、私たちの意識も様々な側面を持っており、それが全体としての自己を形成しています。
例えば、ある側面は不動明王の意識を持ち、別の側面はキングソロモンの意識を持ち、また別の側面は並木良和さんの意識を持っていると考えることができます。
これらの意識は異なるように見えますが、すべてが一つの意識の一部であり、それが自己の全体性を形成しています。
瀬織津姫からのメッセージ
個々のメッセージの側面
並木良和さんは、瀬織津姫から受け取ったメッセージを通じて、個の全体性の考え方を強調しています。
並木さんは、自分が受け取ったメッセージは瀬織津姫の一側面を表しているに過ぎないとし、他の人が受け取るメッセージもまた異なる角度からのものかもしれないと述べています。
これは、私たちが持つスピリチュアルな体験やメッセージは多様であり、どれが正しいか間違っているかを判断するのではなく、それぞれが一つの側面を表しているということです。
この視点を持つことで、私たちは全体性を理解し、自分自身の成長や意識の向上に役立てることができます。
全体性を見出す視点
瀬織津姫のメッセージは、全体性を見出すための視点を提供しています。
並木さんは、私たちが持つ異なる視点や体験を一つにまとめることで、自己の全体性を理解し、より深い成長を遂げることができるとおっしゃっていました。
この教えを受け入れることで、私たちは自分自身の意識を広げ、他者とのつながりを深めることができます。
それにより、私たちはより豊かな人生を送ることができるのです。
感想
並木良和さんの教えは、スピリチュアルな視点から自己成長を促す非常に興味深いものです。
神様を特別視せず、私たちと同じ存在として捉えることで、神様との距離を縮めることができるという考え方は、新鮮であり、非常に魅力的だと感じます。
また、私たちの意識をダイヤモンドのカッティングに例えることで、自己の多様性を理解し、それが全体としての成長につながるという視点も非常に納得できます。
この考え方は、自己の内面を深く探求し、他者とのつながりを意識する上で非常に有益です。
さらに、瀬織津姫のメッセージを通じて、全体性を見出すための視点を提供している点も魅力的です。
私たちは、個々の体験や視点を大切にし、それが自己の成長にどのように寄与するかを考えることで、より深い理解と成長を遂げることができます。
並木良和さんの教えは、私たちに新しい視点を提供し、自己成長の道を示してくれるものです。
神様を身近な存在として捉えることで、私たちはより自由で豊かな人生を送ることができるのではないでしょうか。
早速、今回の教えを実践し、自分自身の成長に繋げていきたいと思います。