「自分の気持ちよりも相手の気持ちを優先してね。相手の気持ちをまずは思い計ってね。自分は後回しだよ。自分のことを先に考えるっていうのは、わがままなことなんだよ。」
そういう風に教えられてきたと思います。
でも、その教えは、もし間違っているのではないかな、となかなか考える人がいないんですね。
気づく人がいないんです。
でも、あなたはここからその考えを大きく変えていくことになるでしょう。
あなたが「本質の自分」というものに気づいたら、「あ、自分は幸せになるためにここに生まれてきたんだ、そうだった、そうだった。私はここに豊かさを十分に体現するために生まれてきたんだ、そうだ。楽しく生きることを目的にこの人生をスタートさせたんだった。」
本当に深いところから、そういった今まで考えたこともないような考えが浮かび上がってくることになるでしょう。
そして、そういう考え、そういうあり方を思い出すことになるでしょう。
皆さんは、本当にわがままになることがいけないことだと思いますか?わがままというのは「我がまま」なんですね。
つまり、あるがままです。
つまり、本質です。
僕たちは、この本質の自分を生きるためにここにやってきています。
この本質を生きるということは、本当の自分を生きるということです。
もしこの本質にそわない生き方をしていたら、あなたは本当の自分を生きていないことになり、偽りの自分を生きていることになります。
本当は違うのに、多くの人たちがそれを望んでいるから。
本当は違うのに、道徳的にはこれが正しいから。
本当は違うのに、社会がこれを良しとしているから。
そうやって、多くの人たちは周りからのけ者にされないように、周りから弾かれないように、周りからいじめられたりしないように、周りから不当な扱いを受けないように、静かにしていよう、大人しくしていよう。
本当の自分の気持ちは隠して、本当は違うんだけどやで、仕方がないんだけど、周りに合わせた生き方をしよう。
そうすれば、大人しくしていれば、波風も立たない。
周りからのけ者にされなくて済む、周りからやつと言われなくて済む。
そうやって、僕たちは本当の気持ちをずっと、ずっと押しやってきました。
これは、ものすごい「不足感」を自分の中に溜め込むことと一緒です。
なぜなら、満たされないからです。
他の人の気持ちを満たす、他の人の希望を満たす、他の人の期待を満たす、これは皆さん慣れていると思います。
もちろん、十分にはできていないかもしれないけれど、それを最大限達成しようとします。
形にしようとします、答えようとします。
でも、こうして何が残るかと言えば、その人は満たされるかもしれないけれど、自分は満たされない。
あなたは一向に満たされないんです。
そうすると、「こんな人生なんて」とか、「どうして自分ばっかり貧乏くじを引かなきゃいけないんだろう」とか、ますますマイナスの感情が、あなたの心の中に折り重なっていくことになります。
こうなった時に、マグマの噴火のように、火山の噴火のように、いつかあなたの感情が大きく爆発することになります。
自分も認めてほしい、受け入れてほしい、自分のことを優先してほしい、自分の気持ちを知ってほしい、自分の気持ちを組んでほしい、自分のことを満たしてほしい。
こうして、凄惨な事件、様々な世の中を賑わす事件というのが起きてきました。
世の中を賑わす事件だけではなく、周りにも細かいことかもしれませんが、いざこざが絶えない、家族に当たってしまうといったことがあると思うんですね。
自分だって一生懸命頑張ってるんだよ、ストレスに満ちてるんだよ。
そんな自分が家にいる時ぐらい、穏やかにいさせてくれ、自分らしくいさせてくれ、わがままも少しぐらい許してほしい。
こうやって周りに当たり散らした時、その当たり散らされたその本人も、つまりそれがが奥様かもしれないです、旦那さんかもしれないです、お母さんかもしれないです。
彼らだって「ストレスフル」なんですね。
であれば、ストレスに満たもの同士がぶつかりあるのは当然で、あなたがそれだけは分かって欲しいと言っても分かってくれないのは無理もないことなんですね。
じゃあ、この再現ないストレス地獄は、どうやって抜けていくことができるんだろう、そう思いませんか?この時、方法があるんです。
これは何か、成功哲学を読んだり、人生がうまくいく方法を読んでみたりしても変わることはないんですね。
本当にあなたが真からそのあり方を変えていきたいと思った時、あなたの中の「信念、観念」というものを変える必要があります。
つまり、思い込みを外すんです。
あなたは先ほど僕がお話ししたように、わがままはいけないことだと思っていると思います。
でも、このわがままはいけないことという思い込みを外した時、あなたは、わがままを許すことができるようになるんです。
自分自身が我がまま、つまりありのままでいること、それを許すことができれば、周りの人がありのままでいることも許すことができるようになるんですね。
もしあなたが遅刻がいけないことと思っていると、遅刻してくる人を許せません。
つまり、あなたは「自分が許可しているもの」を自分の人生になんなく受け入れる、当たり前ですよね。
この受け入れるキャパシティが増えれば増えるほど、あなたの人生の中に否定がなくなります。
それで、否定や批判がなくなるということは、あなたがそれを発信しなくなることであり、それに反応して宇宙はあなたの人生から否定や非難を取り除くことになります。
つまり、あなたは批判も非難もされない人生へと移行していくことになるんですね。
どうでしょう、これはとてもとても豊かなことです。
あなたの中からジャッジがなくなっていけば、誰かを批判したり、誰かを良くないことだという風に怒ってみたり、そういったネガティブな感情を人に押し付けるという生き方から解放された時、どれだけ自由になるかが想像できるのではないでしょうか。
でも、これは考えを変えようと思ってもダメなんですね。
そんな考えは手放そうと思ってもダメなんです。
あなたはその自分の考えを変えようという試みは、何度もしてきたと思いますが、でもことごとく失敗したでしょう。
もしくは、その考えを変えるという試みが多少は成功したかもしれないけれど、根本からの解決にはならなかったはずです。
僕はそれを根本から変える方法を教えています。
しかもシンプルで、本当に簡単に、子供が遊ぶようにそれを変える方法を皆さんにお伝えしてるのです。