宇宙の次元とは何か
私たちは普段、3次元の世界に生きているとよく言われますが、それ以外にも1次元や2次元、さらに4次元や5次元など、さまざまな次元が存在することを耳にしたことがあるでしょう。
実際には、この多次元が重なり合って存在しているのが私たちの宇宙です。
この「次元」という概念を理解するためには、多くの見方があります。
私はこの次元を13に分けて説明しています。
次元の基本概念とその分離
13次元の最上位は、私たちの根源、すなわち「ワンネスの意識」と呼ばれる意識の大元にあたります。
この意識が一つの次元を保ち、そこから分離が始まります。
分離とは、次元が次第に細分化され、12次元、11次元、10次元と続いていく過程です。
現在、私たちはこの分離の旅から統合へと向かう過程にいます。
つまり、再び13次元へと戻る旅をしているのです。
次元の重なり合いとその理解
次元は重なり合って存在しています。
つまり、上に次元があるという単純な概念ではありません。
これを理解するためには、私たちの限られた認識を超えた視点が必要です。
肉体から抜けるという表現も、現次元からの視点で捉えたものであり、実際には私たちは生まれも死にもしない存在です。
ただ常に存在しているだけなのです。
しかし、この事実を言葉で表現するのは非常に難しいです。
なぜなら、言葉は有限であり、無限の次元や意識を正確に伝えることができないからです。
次元の上昇と統合のプロセス
次元の上昇は、波動の上昇と同じ意味です。
波動が上がるということは、意識が拡大することを意味します。
反対に、次元が下がるということは、拡大された意識が収縮することです。
このように次元の変化を理解することで、自分自身の意識の統合が進んでいきます。
自己統合が進むと、すべてが理解できるようになります。
高い意識から分離し、眠りの過程で生まれたネガティブな感情(不安、恐怖、罪悪感など)を手放していくことが統合のプロセスです。
輪廻と極楽浄土
輪廻とは、何度も生まれ変わりを繰り返す過程のことです。
私たちは、この輪廻を繰り返しながら、やがてその過程に飽きる時がきます。
その時、輪廻の輪から抜け出し、「脱輪廻」するのです。
これは、極楽浄土に行くことを意味します。
極楽浄土は、場所として存在するわけではなく、輪廻を超えた先にある自由な意識の状態を指します。
これは非常に軽やかな意識の状態であり、何のとらわれもない状態です。
並木良和さんの教えを学んだ感想
今回の並木さんの教えを学んで、次元についての新しい視点を得ることができました。
多次元という概念は、私たちの意識や存在にどのように関連しているのかを知る上で、とても興味深い話です。
特に、次元の上昇と波動の上昇が意識の拡大を意味するという部分は、新しい発見でした。
自分自身の意識の成長や統合について考えるきっかけにもなりました。
また、輪廻と極楽浄土の概念についても深く考えさせられました。
輪廻を繰り返しながら、最終的にはその過程を超えていくという視点は、人間の成長や進化についての哲学的な視点を与えてくれます。
これは、自己啓発やスピリチュアルな成長の観点からも非常に重要な概念だと感じました。
今回、改めて次元や意識の変遷についての理解が深まり、自分自身の成長や進化についても新たな視点を感じ取ることができました。
特に、言葉では表現しきれない次元や意識の広がりを感じることができたのは、大きな収穫だったと感じています。